昨年キャンプを始めた初心者が自分が愛用しているキャンプギアを紹介していきます。
【キャンプギアの選び方】
キャンプブームに煽られてキャンプをスタートしてから早1年。子供もまだ小さいのでデイキャンプ中心ですが、昨年行った23回のキャンプを経て、自分が使っているクッカー/フライパンなどの調理器具を紹介していきます。皆さんのギア選びのお手伝いが出来たら嬉しいです。
前回記事はこちら
https://iso0821.com/%e3%80%90%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97-%e3%82%a2%e3%82%a6%e3%83%88%e3%83%89%e3%82%a2%e3%80%91%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%81%e3%82%a7%e3%82%a2%e6%af%94%e8%bc%83%e3%83%ac%e3%83%93/
今回は自分が使っているクッカーについておすすめしていきます。
そもそも道具選びの際に、どういった基準で選んでいけば良いのかという部分は人によって違うと思います。大きく分けると
【良いものを長く使う】
【一通り揃えてから足りないものを追加する】
どちらかの考え方になることが多いと思います。
個人的には前者なのですが、時と場合によることも有るでしょう。こだわりが強い方やこだわりたいギアのジャンルがある場合は特に前者が良いと思いますが、キャンプって消耗品も多いので、足りない中でいろいろやりながら買い揃えていくのも面白いと思っています。
【クッカーとは?】
クッカーとはキャンプで使う調理器具のことです。
自分の場合は、もともと料理が好きで持っていたものを使いまわしていることも多いです。キャンプメーカーのものよりも、そもそも調理器具メーカのもののほうが使いやすいというパターンも有りますし、特にファミリーで使う際には普段使っているものが楽だという方も多いことでしょう。自分自身も色々なものを使って試してみた中でおすすめしたいものをお伝えします。
自分が今メインで使っているもの(ソロ、ファミリーに関わらず必ず持っていくもの)はこの2つです!!
①スノーピーク(snow peak) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020
②[ ターク ] turk Classic Frying pan 24cm クラシックフライパン
他にもいくつかクッカーは有るのですが、なんだかんだこの2つ(+炊飯用のメスティンかSTAUB)があればほぼ困りませんね。鍋などをやるときにはさすがにもうちょっと大きな鍋を持っていきますが、軽さと携帯性の兼ね合いでここで落ち着いています。
【使い勝手やスペックは?】
使い勝手やスペックを実際の使用感のレビューをしながらお伝えします!
スペック
名称 | snowpeak アルミパーソナルクッカー セット | turk クラシックフライパン24cm |
サイズ(使用時) | クッカーL/φ148×75mm クッカーS/φ128×69mm フタL/φ157×33mm フタS/φ132×30mm | φ24cm × L45cm × H3.5cm |
サイズ(収納時) | φ155×100mm | 同上 |
重量(本体) | 485g(すべて込み) | 約1500g |
材質 | アルミニウム | 鉄 |
備考 | 収納袋付き | 定期的な手入れが必要 |
価格 | 4180円 | 13400円 |
使用用途も全く違う2つですのでそもそも比較することが間違っているのですが、実際のスペックを見ても2つの守備範囲は全く違うものだということがわかると思います。それぞれの使用感をお伝えします。
まず、アルミパーソナルクッカーから、これは本当に小さくて軽くて万能のクッカーですね。
アルミのクッカーを使っている人がよく言うのが、特にフライパンがこびりついてしまうということ。しかし、これは使い方の問題だと思います。テフロン加工のフライパンと同じ感覚でフライパン自体が温まっていない段階でものを入れると確実にくっつきます。
しかし、しっかりと予熱して、火から一旦離して油を引くことで油馴染みが良くなりほとんどくっつかなくなります。
ちゃんとした使い方をすると、ソロであればこれ一つで何でもできるので非常に便利ですね。
ちなみにサイズ感としてはクッカーLは丸い袋麺がなんとか、クッカーSは味噌汁用など、フライパンLは軽い炒めもの、フライパンSは目玉焼きなどにちょうどよいサイズ感です。1人だとちょっと余るくらいですかね。クッカーは米も炊けます。
強いていうと弱点はその大きさ。やっぱりファミリーだと少し小さい。たくさん食べる家族だと大きな鍋を別で持っていくべきでしょう。うちは夫婦+幼児なので特に問題ありません。
タークのクラシックフライパン。
これは焼き専用で最強のフライパンです。
実はこれ10年くらい前にちょっと流行ったタイミングで普通に家で使おうと買ったものです。だから今段階でもうすでに10年選手。でも、鉄のフライパンは使えば使うほど油馴染みも良くなって使いやすくなるんですよね。実は3年前までは家でもテフロン加工のフライパンと併用していたんですが、定期的にテフロン加工のフライパンを捨てなければいけないのが嫌になってタークと、ステンレスのフライパン2つに絞ってフル稼働しています。
このフライパンの真骨頂はなんといっても焼きです。ステーキはもちろんのこと、野菜なども信じられないほど美味しく仕上がります。その理由は一枚の鉄から打ち出された分厚い作り、圧倒的に普通のフライパンよりも熱を溜め込んでくれるので均一に熱が素材に伝わるんです。
文章打ってたらステーキ食べたくなってきた笑
そのくらい、本当に楽に美味しい料理が出来ます。
注意点は2点
まず買ったら最初はシーズニングをする必要があります。多めの油を入れてクズ野菜(皮とか)をじっくり炒めてあげるだけでOKです。
また、使用後は絶対に洗剤で洗わないこと。洗剤を使うと表面の油被膜が剥がれてこれまでの努力が水の泡になってしまいます。鉄のフライパンは水やたわしで洗ってそのまま拭いたり加熱して乾燥させれば終わりです。むしろキャンプだとこの状況がめちゃくちゃ楽なんですよね。たわしでゴシゴシして焚き火に置いとけばOKです。
ハンガーにもかけられるので使い勝手は非常に良いです。
マイナス点は間違いなく重量。普通にかなり重いです。
まとめ
個人的にはキャンプでいちばん重要なのは食だと思っているので、クッカーについてはまだまだたくさん紹介したいものが有るんですよね。炊飯ならメスティンもですが、いつも家でも炊飯に使っているSTAUBが本当に最高だし、調理小物も色々紹介したいものがあります。またの機会に紹介できたらと思います。
皆さんも気に入っているもの、愛用しているもの、おすすめなどありましたら教えて下さい。皆さんのキャンプギア選びの参考になれば幸いです。